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03月01日-03号

  • "ボートレース住之江"(/)
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  1. 箕面市議会 2018-03-01
    03月01日-03号


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    最終取得日: 2021-09-21
    平成30年  2月 定例会(第1回)         第1回箕面市議会定例会継続会会議録3月1日(木曜日)◯出席議員    1番  村川真実君          13番  尾崎夏樹君    2番  神田隆生君          14番  今木晋一君    3番  名手宏樹君          15番  二石博昭君    4番  増田京子君          16番  内海辰郷君    5番  中西智子君          17番  岡沢 聡君    6番  中嶋三四郎君         18番  牧野芳治君    7番  川上加津子君         19番  林 恒男君    8番  田中真由美君         20番  上田春雄君    9番  楠 政則君          21番  尾上克雅君   10番  藤田貴支君          22番  神代繁近君   11番  中井博幸君          23番  武智秀生君   12番  堀江 優君◯欠席議員   なし◯説明のため出席した者の職氏名  市長        倉田哲郎君   会計管理者     斉藤堅造君  副市長       具田利男君   教育長       藤迫 稔君  副市長       柿谷武志君   公営企業管理者   出水善博君  総務部長      宇治野清隆君  病院事業管理者   重松 剛君  総務部担当部長   中井正明君   監査委員事務局長(併任)                    公平委員会事務局長 稲野文雄君  市民部長      小林誠一君   農業委員会事務局長 野澤昌弘君  地域創造部長    小野啓輔君   選挙管理委員会事務局長                              中野仁司君  地域創造部担当部長 仲井信雄君   子ども未来創造局長 千葉亜紀子君  健康福祉部長    大橋修二君   子ども未来創造局担当部長                              木村 均君  みどりまちづくり部長        子ども未来創造局担当部長            肥爪慶一郎君  (併任)人権文化部長 浜田徳美君  消防長       美谷一哉君   競艇事業局長    栢本貴男君  上下水道局長    川添富義君   市立病院事務局長  稲野公一君◯出席事務局職員  事務局長      中井浩己君   議事室議事グループ参事                              喜多敦史君  議事室長      三浦 竜君   議事室議事グループ参事                              辻本ゆりね君  議事室議事グループ参事            山根貴之君◯議事日程(第3号)  平成30年3月1日 午前10時開議  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 「平成30年度施政及び予算編成方針」に対する代表質問  日程第3 第1号議案 平成30年度箕面市一般会計予算  日程第4 第2号議案 平成30年度箕面市特別会計財産区事業費予算  日程第5 第3号議案 平成30年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算  日程第6 第4号議案 平成30年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算  日程第7 第5号議案 平成30年度箕面市特別会計介護保険事業費予算  日程第8 第6号議案 平成30年度箕面市特別会計介護サービス事業費予算  日程第9 第7号議案 平成30年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費予算  日程第10 第8号議案 平成30年度箕面市病院事業会計予算  日程第11 第9号議案 平成30年度箕面市水道事業会計予算  日程第12 第10号議案 平成30年度箕面市公共下水道事業会計予算  日程第13 第11号議案 平成30年度箕面市競艇事業会計予算  日程第14 報告第1号 専決処分の承認を求める件(平成29年度箕面市競艇事業会計補正予算(第3号))  日程第15 報告第2号 専決処分の報告の件(事故に係る損害賠償請求に関する和解)  日程第16 第12号議案 財産取得の件  日程第17 第13号議案 損害賠償請求に関する和解及び損害賠償の額を定める件  日程第18 第14号議案 市道路線の認定及び廃止の件  日程第19 第15号議案 箕面市学童保育に関する条例改正の件  日程第20 第16号議案 箕面市子ども・子育て支援条例改正の件  日程第21 第17号議案 箕面市証明その他の手数料条例改正の件  日程第22 第18号議案 箕面市介護保険給付費準備基金条例改正の件  日程第23 第19号議案 箕面市後期高齢者医療に関する条例改正の件  日程第24 第20号議案 箕面市特別会計条例改正の件  日程第25 第21号議案 箕面市新市立病院整備審議会設置条例制定の件  日程第26 第22号議案 箕面市立病院医療体制整備基金条例制定の件  日程第27 第23号議案 箕面市病院企業職員定数条例改正の件  日程第28 第24号議案 箕面市生産緑地地区の区域の規模に関する条例制定の件  日程第29 第25号議案 箕面市火災予防条例改正の件  日程第30 第26号議案 箕面市水道事業給水条例改正の件  日程第31 第27号議案 箕面市教育委員会委員の任命について同意を求める件  日程第32 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件  日程第33 第28号議案 箕面市特定太陽光発電設備の設置の規制に関する条例制定の件  日程第34 第29号議案 特定事業契約締結の件((仮称)箕面船場駅前地区まちづくり拠点施設整備運営事業特定事業契約)  日程第35 第30号議案 指定管理者の指定の件((仮称)箕面市立船場駐車場)  日程第36 第31号議案 指定管理者の指定の件((仮称)箕面市立新文化ホール)  日程第37 第32号議案 箕面市国民健康保険条例改正の件  日程第38 第33号議案 箕面市指定居宅介護支援事業者の指定並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例制定の件  日程第39 第34号議案 箕面市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準を定める条例改正の件  日程第40 第35号議案 箕面市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準を定める条例改正の件  日程第41 第36号議案 箕面市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例改正の件  日程第42 第37号議案 箕面市日常生活用具の給付等に係る費用の負担に関する条例改正の件  日程第43 第38号議案 箕面市都市計画法等の改正に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件  日程第44 第39号議案 箕面市建築基準法施行条例改正の件  日程第45 第40号議案 箕面市消防団員等公務災害補償条例改正の件  日程第46 第41号議案 平成29年度箕面市一般会計補正予算(第10号)  日程第47 第42号議案 平成29年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費補正予算(第1号)  日程第48 第43号議案 平成29年度箕面市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号)  日程第49 第44号議案 平成29年度箕面市特別会計介護保険事業費補正予算(第4号)  日程第50 第45号議案 平成29年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第3号)  日程第51 第46号議案 平成29年度箕面市病院事業会計補正予算(第4号)  日程第52 第47号議案 平成29年度箕面市水道事業会計補正予算(第3号)  日程第53 第48号議案 平成29年度箕面市公共下水道事業会計補正予算(第3号)  日程第54 第49号議案 工事請負契約一部変更の件(北大阪急行線延伸に伴う特殊街路部整備工事(第1工区))  日程第55 第50号議案 工事請負契約一部変更の件(北大阪急行線延伸に伴う特殊街路部整備工事(第2工区))  日程第56 第51号議案 業務委託契約締結の件(北大阪急行線延伸に伴う特殊街路部整備業務)  日程第57 第52号議案 工事請負契約一部変更の件(止々呂美小学校・中学校校舎増築工事(第2期))  日程第58 第53号議案 箕面市職員退職手当条例等改正の件  日程第59 第54号議案 箕面市高齢者等介護総合条例改正件-----------------------------------     (午前10時 継続開議) ○議長(内海辰郷君) 皆さん、おはようございます。 ただいまより平成30年第1回箕面市議会定例会継続会を開議いたします。 この際、諸般の報告をさせます。事務局長 中井浩己君 ◎事務局長(中井浩己君) まず、議員の出席状況をご報告申し上げます。 本日は全員出席でございます。したがいまして、本日の出席議員は23名で、地方自治法第113条の規定により議会は成立いたしました。 次に、本定例市議会に付議される事件の説明員をご報告申し上げます。   (以下報告) ○議長(内海辰郷君) 次に、日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において7番 川上加津子君及び14番 今木晋一君を指名いたします。 次に、昨日に引き続き、日程第2、「平成30年度施政及び予算編成方針」に対する代表質問を行います。 発言を許します。自民党市民クラブ代表 林 恒男君 ◆19番(林恒男君) おはようございます。自民党市民クラブの林 恒男です。 議長のお許しをいただきましたので、平成30年度における倉田施政の運営方針と予算の概要について、自民党市民クラブを代表して質問させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 まず、昨年の暮れ、児童虐待により4歳の歩夢ちゃんが死亡するというまことに痛ましい事件が起こってしまいましたことに、遺憾の意をあらわすとともに心からご冥福をお祈りいたします。 市長は、小さな兆候に気づくことができる距離にありながら救うことができなかったと悔やまれておられます。そして、施政の重点運営方針でも語られておりますが、今後、二度と同じようなことが起こらないためにどのような仕組みで命を守っていこうとされるのか、お答えいただきたいと思います。 報道によると、前居住地であった池田市においても兆候が見受けられていたとのことでありますが、実際のところはどうだったのか、お聞かせください。 次に、箕面市政について伺います。 市長は、市政をあずかってはや10年となります。10年前、不安と期待、そして新たなことに取り組む熱情で胸をいっぱいにして未知の世界の入り口に立ったときの気持ちは、今でも忘れませんとつづられています。 そこで、私は過去10年余りを振り返ってみました。倉田市政が実質編成された当初予算は平成21年度からであります。その前の市政の経常収支比率からさかのぼって調べてみました。平成17年度から20年度までが前市長時代の予算編成であります。当初予算ベースで見ると、平成17年度から順に104.1%、103.3%、107.4%、103.2%となっており、いずれも財政運営の硬直化どころか赤字運営であったのであります。それが、倉田市政初の予算編成で99.9%、2年目の平成22年度99.9%、23年度99.1%、24年度98.1%、25年度97.1%、26年度94.6%、27年度94.5%、28年度94.3%、29年度97.4%、そして新年度98.7%というふうに、健全財政の堅持に努められてきているのがはっきりと言えます。 また、普通会計ベースで見た基金残高を見てみると、前市長時代は平成17年度から順に198億3,000万円、181億5,800万円、164億9,700万円、146億8,600万円というふうに次々と取り崩しをされてきたのであります。それが、倉田市政になって1期目の最終年で164億9,100万円、実に18億500万円を積み立て、さらに2期目の最終年には265億2,200万円で、実に100億3,100万円を積み立てたのであります。 一方、市債残高を見ると、引き継ぎを受けた平成20年度の293億7,000万円からほぼ横ばいで推移しています。ただ、平成30年度は、市民の積年の願いでありました北大阪急行線の延伸が決定したことによる延伸事業費で約175億円増加していますが、この返済は、市民の皆さんが納めていただいた税金でするのではなく、競艇事業の収益金のみで行っていくとのことであります。 次に、倉田市長が取り組まれた主な事業を見てみたいと思います。 年度ごとに見ていくと余りにも時間がかかってしまいますので省略をさせていただきますが、普通建設事業では小・中学校のコンピューター整備、学習環境向上のための小・中学校普通教室へのエアコン整備、小・中学校の耐震補強工事、彩都小中一貫校の創設、箕面駅周辺の活性化、小野原の多文化交流センター・多世代地域交流センターの設置、中学校給食室整備、通学路をはじめ地域・公園の防犯カメラ設置、水防整備、北大阪急行線延伸整備都市計画道路整備、西南生涯学習センターの設置等々であります。 また、その他事業では、乳幼児医療費助成の拡大を皮切りに、子どもの医療費助成を高校卒業までに拡大、子育て応援幼稚園保護者補助金の創設、JET、ALT、消防の広域化、市立病院へのダビンチ導入、オレンジゆずるバス・タクシーの導入等々、挙げても切りがありません。よくぞたった10年間で多くの市民が喜んでいただける事業を展開していただいたことに心から感謝を申し上げたいと思います。 それでは、幾つか質問を行いますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、市長は新年度も歩みを緩めることなく次の扉を開いていくと語っておられますが、扉の先にはどんなものがあるのか知りたいものです。ぜひお聞かせいただければと思います。 次に、競艇事業についても取り上げておきたいと思います。 競艇業界全体の売り上げも1兆2,000億円を達成できる見通しとなったことは、非常に喜ばしいことであります。我が住之江競艇場におきましても、平成29年度はSG競走(グランプリ)を開催できたことはもちろんでありますが、競艇事業局職員のたゆまぬ努力のおかげで当初予算額を大きく上回ってくれましたことに感謝申し上げます。新年度はGⅠ競走を2競走確保していただいたことは、本市にとりまして大変ありがたいことであります。日本財団をはじめ、モーターボート競走会や振興会にも気を配っているからこそであると思います。 住之江の隣の競走場で開催されている尼崎市の前市長で市民派と言われた白井文市長も、競艇事業は市民の暮らしを支える貴重な財源であると考え方も改められましたが、まさにそのとおりであります。本市におきましても1,483億円ものお金が一般会計に繰り入れられ、学校、上下水道、病院、さらに今後は北大阪急行線延伸もできたのですよということも、私たち議員も市民の皆さんに伝えていくようにしなくてはならないと思います。 電話投票の好調さはあるものの、今後は住之江競艇場から30キロ圏内の新規ファン獲得のために一層の努力と戦略が必要と思いますが、意気込みをお聞かせいただきたいと思います。 次に、病院事業会計についてお伺いをいたします。 昨年、新市立病院改革プランを策定され、早期の黒字化をめざしておられますが、平成29年度において、病床稼働率は順調に改善しているものの入院患者数をふやすことができていないということであります。病床稼働率が上がっていくと、自然と入院患者数も増加していくのではないでしょうか。素人にわかりやすくお教えください。入院患者数を増加させるためには特殊な診療科が必要なのでしょうか。市立病院の移転が決定した今、新病院ではどのような手法で患者に信頼され、黒字化をめざしていくのかをお聞かせください。 新市立病院改革プランを策定して1年もたたないうちに初年度の目標に大きく不足する見通しとなっていますが、次のプランで確実に黒字化が達成できる確証はどこに求めればよいのでしょうか。 私は先日、市内で開業されている医院に行きました。そこで見たものにびっくりさせられました。何と、当医院では市立豊中病院と連携していますと掲示されているではありませんか。ひょっとして医師会とうまくいっていないのではないかと心配になりました。大丈夫ですよね。安心できる答弁を期待します。 また、黒字化が順調に進まない場合は移転について再検討もあり得るのか、平成30年度の予算執行を凍結する覚悟もあるのかも聞いておきたいと思いますので、腹をくくった答弁を求めます。 次に、健康とスポーツについてお伺いをしたいと思います。 平成29年度末には市立スポーツ施設のリニューアルで利用者の手に直接触れる施設や設備の更新が完了し、平成30年度には空調機器等の更新が予定されています。スポーツ愛好者の方々には喜んでいただけるものと思います。 そこで、現在の施設を利用されている高齢者はどのくらいおられるのでしょうか。 私たち議員がよく市民の皆さんから要望を受けるのが、屋外でスポーツを楽しんでおられる方々から芝生のスポーツ広場をつくってほしいと言われるのです。グラウンド・ゴルフ、ターゲット・バードゴルフ、スナッグゴルフ等々をしておられる方々です。第二総合運動場に芝生を張ってしまうとソフトボールがやりづらいし、いっそのこと大阪大学の跡地にスポーツセンターをつくり、その一角に芝生広場を設置することはできないでしょうか。そうすることによって、箕面市は元気で長寿な方が多いと言われるのではないでしょうか。ぜひそんなまちにしていただけないでしょうか、明快な答弁を求めます。 次に、子どもたちを育む教育環境の整備についてお伺いいたします。 まず、彩都の丘学園、とどろみの森学園は既に小中一貫校として運営していますが、ここで改めて、小中一貫校教育をどのように評価されているのかをお聞かせください。 私たち自民党市民クラブは、小中一貫教育について、1年生から9年生まで連続性が保たれ、子どもたちにとってもすばらしい教育ではないかと評価をしているところでありますが、現場を預かる先生方や保護者にとってはどうなのか、私たちには理解できていないのが正直なところであります。 小中一貫校は全国的に見ても300校余りだと聞き及んでおります。さらに、増加している傾向にあるのかも確認したいと思います。 私どもの会派要望にも掲載させていただきました市立病院跡地への学校建設でありますが、箕面市が小中一貫教育について高評価をされているのであれば、ぜひとも市立病院跡地に小中一貫校を設置すべきと考えますが、いかがでしょうか。 ご承知のとおり、彩都、箕面森町の一貫校は、開発により新たにでき上がったまちの学校ということで、すんなりと学校運営もできていると思いますが、既設の学校を組みかえてでも小中一貫校にすべきかは慎重に検討すべきだと思っています。小中一貫教育のメリット、デメリットをお聞かせいただければ、私たち議員も勉強になると思います。 最後に、道路整備についてお伺いをします。 都市計画道路萱野東西線の用地買収や工事も順調に進められておりますが、来る3月18日にはいよいよ新名神高速道路が全線開通いたします。開通後には、恐らく市道箕面今宮線に通行車両が増大し、本道路に負荷がかかってくると想像できます。これを防ぐには早期に芝如意谷線全線をつなぐ必要があると思いますが、いかがでしょうか。北大阪急行線の延伸と新名神高速道路の全線開通、早急に手を打つことが必要と思いますが、いかがでしょうか。 また、国道423号と都市計画道路萱野東西線の交差点、いわゆる坊島四丁目交差点付近の交通事故の多さにはびっくりさせられます。1年間に何件の事故が発生しているのか、お聞かせください。 渋滞対策として大阪府がこの交差点に左折可能レーンを設置するそうでありますが、人身事故が起きないか心配でなりません。最近のニュースでは、車両同士の事故が歩行者を巻き込んでしまうという報道をよく目にすることがあります。このようなことが起こってはなりません。市民の安全・安心を守るため、人の命を守るため、大阪府にお願いして、交差点の東側と西側を結び、駅舎までの歩行者デッキを設置するのはいかがでしょうか。大阪府がだめなら箕面市が設置すると言ってもらえないでしょうか、答弁を求めます。 以上で質問を終わりますが、最後に、本年3月をもって退職される職員の皆さんにおかれましては、箕面市民への全体の奉仕者として長年にわたりご活躍をいただきましたことに心から感謝の意を表するとともに、今後の活躍をご祈念申し上げ、私の代表質問を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(内海辰郷君) ただいまの質問に対する理事者の答弁を求めます。市長 倉田哲郎君 ◎市長(倉田哲郎君) おはようございます。 ただいまの自民党市民クラブを代表されましての林議員さんのご質問に対しましてご答弁させていただきます。 まず、箕面市政において新たに開いていく次の扉の先にはどんなものがあるのかとのご質問ですが、扉の先にあってほしいものは、豊かなみどりを背景に広がるまちに元気に走り回る子どもたち、笑顔で行き交う人々、仲間と散策を楽しむ元気なシニア世代、大阪都心へと結ぶ鉄道と活気ある商業など、これまでめざしてきた全てのものが広がる光あふれる風景です。 しかし、ただ扉の前で立ちどまっていては、その実現にたどり着くことはできません。扉をくぐったそのすぐ先にはまだまだ道が続いております。めざしている箕面市にたどり着くまで、一歩一歩着実に歩き続けてまいりたいと思います。 次に、競艇事業の今後の意気込みについてですが、昨今の競艇業界の売り上げの状況は、平成29年次におきましては売上額が1兆2,060億円に達し、平成29年度の売上額におきましても1兆2,300億円程度になるものと見込まれており、業界目標の1兆2,000億円の達成はほぼ確実な状況であり、ボートレース住之江の売り上げが全国1位となることもほぼ決定しているところでございます。 近年は、特に電話投票の売り上げが好調で大きく数字を伸ばしており、場間場外発売につきましてはほぼ横ばいで推移をしております。しかしながら、本場の売り上げにつきましては全国的に年々減少傾向が続いているのが現状で、住之江におきましても全国同様、本場の売り上げは減少傾向であり、この間、積極的に本場への来場促進策を講じてまいりました。そのかいあってか、現在の入場者数につきましてはほぼ横ばい状態を保っており、特に土曜、日曜、祝日等にはご家族連れや若年層のお客様の来場が目立つようになってまいりました。 平成30年度はさらなる飛躍ということで、業界売上目標が1兆3,000億円に設定され、これに伴い、広域発売のさらなる拡大とあわせて本場から30キロ圏内の新規ファンの獲得、休眠ファンの掘り起こしが業界の最重要課題として掲げられております。 本市といたしましては、平成30年度におきましてもボートレース振興会等との連携を密にし、現在幾つかのレース場で課題解決に向けて実施されているモデル事業等の取り組みも参考にしながら、ナイター場としての特性や大都市圏での立地をフルに生かし、また、従来のPR方法にとらわれることなく、新しい媒体等にもチャレンジをして、本場への来場促進に重きを置き、新規顧客の獲得に全力で当たってまいります。 競艇事業の収益金は、本市の貴重な自主財源としてこれまでに約1,483億円を一般会計に繰り出し、箕面のまちの基盤整備や市民の暮らしを支える貴重な財源として活用されてきました。この競艇事業を将来にわたり安定的に継続し、収益を確保し、本市の財政に寄与するため、また、今後、北大阪急行線の延伸事業を支えていくための収益化の確保に向け、立ちどまることなく邁進していく所存でございます。 次に、新市立病院改革プランの進捗状況についてですが、平成20年度に策定した市立病院改革プランに基づき、平成25年度には11億円の赤字削減を実現し、一般財源からの繰入金をゼロにするなど目標を達成してきましたが、平成28年度に病床稼働率が86.4%まで低下し、収支が急速に悪化したため、昨年度、新市立病院改革プランを策定いたしました。病床稼働率の目標値を当面は90%、最終目標を92.5%として、5年間で黒字化を達成する計画です。 新プランの初年度である今年度、病床稼働率は目標の90%をほぼ達成できておりますが、現時点の決算見込みにおいて約8億円の赤字、新プラン初年度の目標値からは約3億円のマイナスになる見込みとなってしまいました。 目標値に達しなかった要因は、主に実入院患者数がほとんど増加していないことにあります。病床稼働率の回復は、あくまで入院患者お一人当たりの入院日数が延びたことによるものでした。入院患者は、入院当初に手術や検査など報酬単価の高い医療行為を受け、その後は投薬や経過観察など報酬単価の比較的低い医療行為となるのが通例です。したがって、同じ一つのベッドを稼働させるのでも、1人の患者さんが長く入院されるよりも、数多くの患者さんが入れかわり入院されていくほうが病院の収益は上がる構造となっております。ベッドがあいている、すなわち病床稼働率が低いよりも、ベッドが埋まり病床稼働率が高いにこしたことはありませんが、同じ稼働率であってもその内容次第で収益の高い低いが生じる構造となっているわけです。 病床稼働率の目標と実績は同じ90%ではありましたが、目標の見込みがより数多くの患者さんに入院していただいての90%であったところが、実際にはお一人当たりの入院日数が長くなったことによる90%であったことから、目標とした収支額に対して3億円もの不足を出すに至ったものでございます。 次に、黒字化をめざす手法についてですが、このような状況に対応し、速やかに軌道修正を図るため、新プランの計画値と今年度の実績値の乖離について、その要因を詳細に分析し取り組み内容を見直すとともに、新たな取り組み項目を追加した新市立病院改革プラン(改定版)を策定いたしました。その内容といたしましては、この1年程度の間に5名が減となっている内科系医師をできるだけ早期に確保することや、内科の専門的治療を充実させること、地域連携の窓口である地域医療室のスタッフを増強して開業医との連携を深め、健診機関等へのPR活動を進めることなどにより、実入院患者を年間1,000人増加させるものであります。2025年度の黒字化をめざして、改めて経営改革に取り組んでまいります。 なお、市立病院と医師会との関係は引き続き良好ではございますが、議員ご指摘の市内の開業医さんが市立豊中病院と連携しているという事実は大変残念であります。開業医との連携の強化は実入院患者の増加に不可欠であり、さまざまな手を尽くしていく必要があるところでございます。 新プランの初年度から目標収支差額に対し3億円もの不足を出したことにつきましては、個人的にも非常にじくじたる思いがあり、次のプランで確実に黒字化が達成できる確証は、現時点においては過去の市立病院の実績、すなわち公立病院は赤字が当たり前と一般会計からの繰り入れを前提に漫然と運営されていた過去の市立病院が黒字化をしてきた、この実績に求めるほかはありません。 なお、移転建てかえによる医療機能や集客力の向上も黒字化への好材料となっていくと考えております。 今の赤字を垂れ流したまま移転まで座して待つわけにはまいりませんが、現時点で移転の再検討や予算執行の凍結に言及するには時期尚早であり、まずは収支改善の努力をさせていただきたいと考えております。 次に、芝如意谷線の早期整備についてですが、北大阪急行線の新駅へのアクセス道路である萱野東西線の西部地区につきましては、既に約9割の用地を取得して工事を実施中であり、また、芝如意谷線の萱野東西線以南の地区につきましても約4割の用地取得ができている状況でございます。残る芝如意谷線の萱野東西線以北、北側の地区につきましては、市道箕面今宮線までの区間に農地が多く残されており、その大半が生産緑地に指定されていることから、まちなかの緑や営農環境を守りつつ道路整備を進める必要がある区間であると認識をしております。 また、接続先となる市道箕面今宮線につきましては、バス路線であるにもかかわらず歩道が未整備で、かつ幅員狭小区間が存在しており、新名神高速道路が全線開通された際には、さらに交通量の負荷がかかることが想定されております。そこへ芝如意谷線を接続すれば、確かに接続交差点から東側方向では交通量が減少すると想定されますが、箕面駅へ向かう西側方向でさらに交通量が増加し、さらなる渋滞発生や歩行者への危険が懸念されます。今のままでは、芝如意谷線を全線整備する環境はまだ整っていないと言わざるを得ません。 現在、北大阪急行線延伸後を見据えた自動車交通量の配分や公共交通ネットワークの観点から都市計画道路網の見直しを進めており、この中で整備の優先順位を再度整理した上で、事業化を進めてまいりたいと考えております。 次に、坊島四丁目交差点の安全対策についてですが、当該交差点付近の交通事故は、平成29年1月から1年間で人身事故が5件、物損事故が7件発生しておりますが、いずれも自動車と自動車あるいは自転車との事故で、歩行者との事故は幸いにもありませんでした。 議員が提案される新御堂筋を横断し駅舎まで結ぶ歩行者デッキにつきましては、確かに歩行者と車両が交わらない有効な手法ではあると思いますが、すぐ南に新駅の改札前に直結するかやのさんぺい橋がございますので、車両と歩行者の交錯を本当に皆無にするのであれば、交差点南側の横断歩道をなくして、当該交差点における新御堂筋の横断は全て北側横断歩道とかやのさんぺい橋をご利用いただくのが現実的かと考えられます。実は、この案は既に市から警察に提案しておりますが、今のところ実施には至っておりません。 現在、大阪府が当該交差点の安全対策の一環として既に左折専用レーン等の設置に着手されており、イオンモール前の西行き車線から交差点を左折し新御堂筋を大阪方面に南下する車両が歩行者の交通量に左右されず円滑に左折可能となることから、交差点の渋滞解消に寄与するものと考えており、歩行者の安全確保策につきましても、左折車の速度抑制策などできる限りの手を打つ予定でおります。 また、大阪府は新御堂筋の渋滞対策として、箕面グリーンロードから南行きを1車線拡幅する予定であり、その早期実施を強く要請していくとともに、さらに国道171号から箕面グリーンロードまでは北部大阪都市計画においてアンダーパス化が想定されており、既に用地買収も完了していることから、計画どおりの推進を求めているところでございます。 自動車が渋滞なくスムーズに通行できること、歩行者が安心して歩けること、公共交通ネットワークの血液とも言うべきバス交通が円滑に運行され、多くの乗客に利用いただけること、道路に求められる命題は非常に多く、その実現は簡単なものではございませんが、時には厳しいご指摘もいただきながら、それを糧にして1カ所でも多く、少しでもより安全な道路整備を進めてまいりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 最後に、退職する市職員に対し温かいねぎらいのお言葉をいただき、まことにありがとうございます。職員に成りかわりまして厚く御礼を申し上げます。 以上、ご答弁とさせていただきます。 なお、ご質問のうち教育委員会の事項につきましては、藤迫教育長からご答弁をさせていただきます。 ○議長(内海辰郷君) 教育長 藤迫 稔君 ◎教育長(藤迫稔君) ただいまの自民党市民クラブを代表されましての林議員さんのご質問のうち、教育委員会所管の事項に対しましてご答弁いたします。 まず、大綱1項目めの児童虐待防止体制の強化についてのご質問のうち、1点目の今後どのような仕組みで児童の命を守っていくのかについてですが、現在、今後二度とこのようなことが起こらないよう、しっかりと要保護児童とその家庭を支援していくため本事案の検証を進めているところで、検証に当たっては、経過を追いながら、なぜここで情報が途切れたのか、なぜここで危険度を認識できなかったのか、なぜここで手だてを打てなかったのかなどの反省点をあぶり出し、その個々の課題に対応すべく再発防止策を検討してきました。そして、その幾つもの再発防止策を重ね合わせることによって、今回のような虐待事案の兆しを見落とさず、未然に防ぐことができるものと確信しました。 その再発防止策の一つとして、平成30年4月に専門組織として新たに(仮称)児童相談支援センターを創設します。今回の事件では、市内部の情報共有及び関係機関との連携にすき間があったこと、リスク判断の専門性が不足していたことから、十分なケース対応ができていませんでした。そこで、副部長級をセンター長とし、関係する課・室長をセンターの担当室長として兼務させることにより、センター長が関係課・室長を統括し、連携を密にして必要な支援に抜けや漏れが生じない体制を構築するとともに、児童の虐待や心理、養育の専門職である社会福祉士や保育士、保健師、教諭、精神保健福祉士等の資格を有する子ども家庭総合支援員を特別職非常勤として10月をめどに配置します。人員も現在の7人体制から14人体制に倍増し、児童の保護や支援の判断を専門的な観点で行うとともに、各家庭や児童へのケースワークを十分かつ効果的に行うことによって家庭の安定や児童虐待の防止を進めます。 なお、現在大阪府に対して、児童虐待に関する高い知見をもって市に強力な指導をいただくこととあわせて、(仮称)児童相談支援センターに子ども家庭センターでの実務経験のある職員を派遣いただくよう相談しているところです。 また、児童虐待ケースの情報共有やリスク度の判断を行っている要保護児童対策協議会児童虐待部会は、大阪府と市の関係機関で構成し、市からは各課・室の担当者が参加して府との協議を行っていました。しかし、市の専門性が乏しく府の専門職の判断に偏りがちで、また、客観的な立場からのチェックが行われていませんでした。そこで今後は、部会に(仮称)児童相談支援センター長が市を代表して会議に出席し、子ども家庭総合支援員の専門的なアセスメントを踏まえて協議に臨みます。また、客観的かつ専門的な観点から判断を行うために、既に平成30年1月より箕面警察署にはご参加いただいていますが、さらに新年度より弁護士、学識経験者を委員として登用し、部会に参加いただきます。 次に、2点目の前住所地で兆候が見受けられていたのかとのお尋ねですが、この母子は平成28年8月、前住所地である池田市から箕面市に転入してきましたが、池田市在住時の平成28年6月、母が幼い兄弟を夜間放置したということで、大阪府池田子ども家庭センターが22日間一時保護を行っています。母が夜間の仕事をやめ、夜間放置の改善が見込まれたことから、兄弟は家庭に引き取られることとなりました。そしてその後、箕面市に転入してきたので、箕面市要保護児童対策協議会においてネグレクトとして最重度のリスクがある家庭という判断のもと、子ども家庭センターが主担して対応していくケースとして児童虐待事例進行管理台帳に登載したものです。 また、翌年5月には兄弟の保育所入所が決まったことから、そのリスクを中度に見直し、主担が箕面市に移管されました。 しかしながら、一時保護を解除した際の約束がまだ十分に履行されていなかったこと、保護者の養育力が低かったことなどを考慮すれば、保育所入所後もリスク度を引き続き最重度の生命の危機もしくは重度として、関係機関で協議しつつ慎重に判断することが必要であったと考えています。 また、保育所入所に当たっても、通常の就労要件で入所させるために、その後、保護者が就労できない状況が続く中で就労を促すことを中心とした偏ったアプローチを行ってしまうことにつながり、かつ兄弟が保育所を欠席するようになったことの危険性を正しく認識できないことにもつながりました。 今後、再発防止に当たっては、何よりもリスク度の判断を厳しく行うことが必要だと考えており、新たに設置する(仮称)児童相談支援センターにおいて、確実な判断とそれに基づく対応を行いつつ、子ども家庭センターの一時保護に準じる手段として保育所入所を位置づけ、必要な子どもについては養育支援目的の保育所入所を明確な形で行っていきたいと考えています。 次に、大綱4項目めの健康とスポーツについてですが、まず市立スポーツ施設のリニューアルについては、平成29年3月に策定いたしました箕面市スポーツ施設マネジメント計画に基づき、平成29年度は卓球台やバスケットゴールをはじめとする各競技に必要な備品類の更新と、第一総合運動場メインアリーナ、サブアリーナや武道館の床面研磨、武道館の照明LED化、市民野球場グラウンドの黒・真砂土の入れかえとグラウンド状態を継続して最良な状態に保つためのグラウンド整備用トラクターの購入、さらには今月末に第一、第二総合運動場のトレーニングルーム機器も一斉更新するなど、利用者の快適性に直接影響する設備や備品を中心に整備を行っているところです。 また、平成28年度末にはtoto助成金の活用と総合運動場指定管理者の特別提案により、長年放置されていた第一、第二総合運動場テニスコートの全面人工芝化も実施済みで、本年度の整備とあわせて利用者の方が快適にプレーできる環境が整いつつあります。 新年度は、第一、第二総合運動場の空調機器、受変電設備や消防施設など、利用者の安全、衛生を維持するための設備等を一斉更新してまいります。また、計画には含んでいませんでしたが、利用者から体育館の照明が暗い、照度を上げてほしいと強い要望があったこと、実際に照明器具の老朽化により照度が落ちていたことから、計画に基づく改修に加えて全ての体育館施設の照明をLED化することを決め、新年度にスカイアリーナ、平成31年度は第二総合運動場の照明を更新してまいります。 これらの取り組みにより、まずはスポーツ施設を快適に利用いただくためのスタートラインに立つことができます。そして今後は、マネジメント計画に基づく計画的な設備及び備品更新により、スポーツを楽しむ皆様に快適にご利用いただけるよう取り組んでまいります。 今後計画的な更新を続けていくには、利用料金の改定が不可欠であったわけですが、箕面市体育連盟をはじめとする利用者の皆様方のご理解とご協力並びに市議会の皆様方のご支援があってのことと感謝申し上げます。 そこで、高齢者のご利用についてですが、各施設での競技団体、グループでのご利用者の年齢構成までは把握していませんが、箕面市スポーツ施設マネジメント計画策定に当たり平成28年度に実施した利用者アンケートでは、回答者1,353名中438名、32.4%が60歳以上の方でした。また、平成28年度にスカイアリーナ、第二総合運動場で実施しましたスポーツのつどいには、延べ1万4,894名の参加者中5,078名、約34.1%がご高齢者であったことから、スポーツ施設利用者の約3割から4割が高齢者の利用と推定されます。また、スポーツ施設では60歳以上の方を対象とする健康フィットネス、筋力アップ、健康ヨガなどの高齢者向けスポーツ教室を開催していますが、これらにも延べ3,864名の方が参加されておりますことからも、多くの高齢者の方が施設を利用しておられると考えています。 また、グラウンド・ゴルフ、ターゲット・バードゴルフ、スナッグゴルフの3カ所の皆さんからの芝生のスポーツ広場のご要望についてですが、本市では平成8年にグラウンド・ゴルフ協会が設立され、平成21年に体育連盟にも加盟されて以来、春、秋の市民大会を開催していただいており、平成29年度の市民大会では延べ80名を超える方が参加されています。ターゲット・バードゴルフも、本市では平成13年に協会が設立され、現在では60名近い会員の皆さんが競技を楽しんでおられます。スナッグゴルフにつきましては、本市に協会などの団体はございませんが、毎年秋に開催しておりますスポーツカーニバルで、子どもから高齢者までが気軽に楽しめるイベントの一つとしてコーナーを設け、平成29年度は150名以上の方が参加されました。 グラウンド・ゴルフやターゲット・バードゴルフ、スナッグゴルフは、近年高齢者を中心に広がりを見せ、いずれも規格化されたコースを必要とせず、運動場、河川敷、公園、庭など広さの限られた場所でも十分楽しめること、また子どもから大人まで気軽に楽しめることから、高齢者の方にも人気の高いスポーツです。これらのスポーツがゴルフを基本に考案されたものであり、ターゲット・バードゴルフのように公認基準でフェアウエーは芝であることが規定されている競技もあることから、グラウンド芝生化の要望があるものと理解しておりますが、グラウンドは多目的に利用されることを前提としており、一部を芝生化することは他競技に支障があること、また雨天後の水はけや養生による使用制限がふえることなどから、現状の施設における芝生化には課題があるのが現状です。 大阪大学キャンパス移転後の跡地にスポーツセンターをつくり、その一角に芝生広場を設置するご提案につきましては、芝生を渡るそよ風を受けながら高齢者の皆様がスポーツに興じられる姿を思い浮かべると、元気で長寿な方が多い箕面のまちの将来像とも重なるものです。林議員さんからは、これまでも野球場の整備やボールパークの整備など、長くスポーツにかかわってこられた議員さんならではの夢のあるご提案をいただいており、今回のご提案もその一つであると受けとめています。大阪大学キャンパス跡地は、市街地に残された貴重な空間であることに加え、立地適正化計画における東部都市機能誘導区域群に含まれたエリアであることから、幅広く活用策を検討しているところです。今回頂戴したご提案を含めて、教育委員会といたしましても跡地活用案の考え方を整理し、今後検討が進められる中でしっかりと意見を申し上げていきたいと考えています。 次に、大綱5項目め、子どもたちを育む教育環境の整備についてのご質問のうち、まず小中一貫教育の評価についてですが、議員のご指摘のとおり、小中一貫教育のよさは、1年生から9年生まで連続性を持って教育を進めることができる点にあると我々も考えています。特に学習面につきましては、小・中学校の教員が合同で授業研究を行うことによって、それぞれの視点からさらに研究を深めることができ、相乗効果が出ています。 毎年教員と保護者を対象に行っている学校教育自己診断アンケートでは、教員調査の研究授業の成果が日々の授業改善に結びついているかという質問に対する肯定率では、とどろみの森学園と彩都の丘学園の2校の平均が81.7%であるのに対して、その他の学校の平均は68.4%と、一貫校が大きく他を上回っています。これは、一貫校における授業改善の成果について、教員自身が高く評価していることのあらわれであると言えます。 また、保護者アンケートにおいては、子どもは家庭学習を自主的に行っているかという質問に対して、一貫校では65.5%、その他の学校では61.7%の保護者が肯定的に回答しており、これも一貫校が上回っているところです。家庭学習については、小学校よりも中学校のほうが肯定率が低くなる傾向がありますが、一貫校では小中の連続した指導により、中学校においても家庭学習の習慣が継続しており、そのことを保護者も評価していることがわかります。 小中一貫校のデメリットとして、9年間同じ集団の中で育つために人間関係が固定化しやすいということがありますが、その一方、人間関係が変わらないため、7年生の段階でのいじめや不登校は他校に比べて少ないなどメリットもあり、小中の教職員が9年間を見通して一貫した指導方針のもと、個々の児童生徒の状況を見きわめ、丁寧な指導等を行うことによって、前向きな人間関係をつくり上げていくことができるよう対応しています。 なお、文部科学省の調査によると、小中一貫教育を行う学校は、新たに制度化された義務教育学校と小中一貫型小学校・中学校を合わせると、今後2023年度までに600校以上になるとのことで、現在の2倍程度に増加する予定となっております。 船場地区の学校建設ですが、教育委員会としてはこれまでも、新しい学校は9年間の連続した教育課程を展開して子どもたちの学びの連続性を確保することができる小中一貫校が望ましいと説明してきており、現在もその思いは変わりません。しかしながら、新しい学校を小中一貫校とした場合、既存の第五中学校との関係性などの課題があり、慎重に検討していく必要があることから、現段階では新しい学校を小中一貫校にすることは決定していません。今後、通学区域審議会や校区検討ワークショップにおいて、まずは小学校区を検討し、中学校区について検討する段階で、第五中学校との関係等についても丁寧に整理しながら、新しい学校を小中一貫校とするかどうか検討していきたいと考えています。 また、小中一貫教育には、とどろみの森学園や彩都の丘学園のような施設一体型小中一貫校と、離れた場所にある既存の小学校と中学校で教育課程や教育目標に一貫性を持たせる校区連携型小中一貫教育があり、本市ではその両輪で小中一貫教育を進めているところですが、施設一体型小中一貫校が注目されている反面、校区連携型の成果の追求が十分にできていないのではないかと自問しています。 施設一体型でなければ小中一貫教育のよさ、成果が得られないとも、小中一貫教育の手法として校区連携型が施設一体型に劣るとも証明されているわけではなく、単にまだ我々が校区連携型で成果を出し切れていないだけなのではないか。もっと言えば、施設一体型に気をとられ、校区連携型で本気で成果を出そうとしていないのではないか。市内の全ての学校を施設一体型小中一貫校にできるわけではありません。小中一貫教育のよさを実感している我々は、校区連携による小中一貫教育で同じ成果を出していく責務があると改めて感じています。 船場の新しい学校が小学校になるか小中一貫校になるかはまだわかりませんが、どちらになったとしても、小中一貫教育のよさを子どもたちに還元できるよう努めてまいります。 以上、ご答弁といたします。 ○議長(内海辰郷君) 以上をもって代表質問を終わります。 次に、日程第3、第1号議案「平成30年度箕面市一般会計予算」から日程第13、第11号議案「平成30年度箕面市競艇事業会計予算」まで、以上11件を一括議題といたします。 なお、本11件につきましては、去る2月19日の本会議において既に提案説明を受けておりますので、これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第1号議案から第11号議案まで、以上11件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第14、報告第1号「専決処分の承認を求める件」を議題といたします。 競艇事業局長に報告を求めます。競艇事業局長 栢本貴男君 ◎競艇事業局長(栢本貴男君) ただいまご上程になりました報告第1号「専決処分の承認を求める件」につきまして、その内容をご説明いたします。 本件は、本市開催における電話投票売上金の実績が見込みを大きく上回り、関連経費等に不足が生じることから緊急に補正が必要となったことにより、平成29年度箕面市競艇事業会計補正予算(第3号)につきまして、地方自治法第179条第1項の規定によりまして平成30年1月15日付で専決処分をいたしたものでございます。 今回の専決処分による補正予算は、まず第2条におきまして、予算第2条に定めた業務の予定量につきまして、1日平均売上金額を3,571万5,000円追加し、6億665万5,000円に補正するものでございます。 次に、第3条におきまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款競艇事業費用におきまして、開催費等27億5,854万円の追加でございます。これにより、補正後の支出予定総額は542億7,881万7,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款競艇事業収益におきまして、開催収益等31億4,716万8,000円の追加でございます。これにより、補正後の収入予定総額は549億5,087万2,000円と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、報告第1号のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて討論を終了いたします。 よってこれより、報告第1号「専決処分の承認を求める件」を採決いたします。 本案を報告どおり承認することに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって本案は報告どおり承認されました。 次に、日程第15、報告第2号「専決処分の報告の件」を議題といたします。 総務部長に報告を求めます。総務部長 宇治野清隆君 ◎総務部長(宇治野清隆君) ただいまご上程になりました報告第2号「専決処分の報告の件」につきまして、その内容をご説明申し上げます。 本件は、3件の事故に係る損害賠償請求に関する和解につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したもので、同条第2項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 まず、平成29年12月7日に専決処分しました、1、交通事故に係る損害賠償請求に関する和解についてご説明いたします。 本件は、平成29年5月17日午後2時12分ごろ、箕面市桜一丁目8番12号において、市民部環境整備室井上智光運転のごみ収集車がごみ収集を終えて発進し右折しようとしたところ、同車両の左後部が箕面市在住の個人が所有する植栽のコンクリートブロックに接触し、破損させた事故でございます。 その後、相手方と交渉しました結果、本市が相手方の損害額4万7,250円の全額を支払うことで和解が成立したものでございます。 次に、平成29年12月14日に専決処分しました、2、市道の管理に係る損害賠償請求に関する和解についてご説明します。 本件は、平成26年8月17日午後6時30分ごろ、豊中市在住の個人が箕面市西宿一丁目2060番地先、市道萱野区画道路3号線設置のエレベーターに乗ろうとしたところ、エレベーター内の開閉ボタンのうち閉ボタンに粘着物が付着して閉ボタンが押し込まれた状態になっていたため、通常よりも早く扉が閉まり、扉で頭部を挟まれたことにより、頭部外傷及び頚椎捻挫を負うとともに眼鏡を破損した事故でございます。 その後、相手方と交渉しました結果、本市が相手方の損害額30万円の全額を支払うことで和解が成立したものでございます。 次に、平成30年1月5日に専決処分しました、3、交通事故に係る損害賠償請求に関する和解についてご説明いたします。 本件は、平成29年11月12日午後2時30分ごろ、本市消防団員運転の消防ポンプ自動車が箕面市粟生外院二丁目16番11号J・Yドリーム駐車場で方向転換しようと後退したところ、同車両の右後部が大阪市淀川区所在の法人が管理する外構フェンスのコンクリート基礎に接触し、破損させた事故でございます。 その後、相手方と交渉しました結果、本市が相手方の損害額6万2,640円の全額を支払うことで和解が成立したものでございます。 これら3件の事故につきましては、まことに申しわけなく、ここに謹んでおわびを申し上げます。申しわけございませんでした。 消防車両を含め公用車の事故に関しましては、状況判断を的確に行い、再発防止に取り組んでまいりますとともに、道路施設の管理につきましても日常業務での点検を徹底し、安全配慮を図ってまいりたいと存じます。 以上、まことに簡単ではございますが、報告第2号のご説明といたします。 ○議長(内海辰郷君) 次に、日程第16、第12号議案「財産取得の件」を議題といたします。 地域創造部長に提案理由の説明を求めます。地域創造部長 小野啓輔君 ◎地域創造部長(小野啓輔君) ただいまご上程になりました第12号議案「財産取得の件」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本件は、箕面市船場東一丁目1番13号に位置する軽量鉄骨造合金メッキ鋼板ぶき平屋建て、床面積81.15平方メートルの建物その他の財産を大阪船場繊維卸商団地協同組合から4,645万円6,843円をもって取得するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定によりご提案するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第12号議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いを申し上げます。
    ○議長(内海辰郷君) これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、発言を許します。2番 神田隆生君 ◆2番(神田隆生君) 日本共産党の神田隆生です。私は、第12号議案「財産取得の件」について質疑を行います。 議案書では、箕面市船場東一丁目1番13号にある床面積81.15平米の軽量鉄骨づくり合金メッキ鋼板ぶき平屋建ての阪急バス事務所と原動機付自転車が五、六台分の屋根つき自転車駐輪場という工作物を取得金額4,645万円6,843円で大阪船場繊維卸商団地協同組合から購入するというものです。 この議案だけでは一見して余りにも異常な高額です。私は1,000万円でも高いのではないかと考えます。なぜ箕面市がこのような物件を購入しなければならないのでしょうか。 この物件の底地は30億7,200万円、1万123.08平米の土地を、寄附分20億円と既存建物撤去費2億7,200万円を差し引いた8億円で箕面市土地開発公社が新市立病院用地として大阪船場繊維卸商団地協同組合から購入するものです。 普通、土地取引は、売り主が建物を除去して土地を更地にして行われるものだと思います。建物を残した土地取引では、建物を売り主が放棄し、買い主が除去するのでしょう。わざわざ除去すべき建物を異常な高額で市が購入するのは、どう考えてもおかしいのではないでしょうか。なぜこのような取引になったのでしょうか。一連の契約書ではどのような特約事項が書かれているのでしょうか。不動産評価委員会の算定根拠や議事録を明らかにしていただきたい。この不動産鑑定価格は幾らだったのでしょうか、その根拠も明らかにしていただきたい。 以上、質疑といたします。 ○議長(内海辰郷君) ただいまの質疑に対する理事者の答弁を求めます。地域創造部長 小野啓輔君 ◎地域創造部長(小野啓輔君) ただいまの神田議員さんのご質問に対しましてご答弁いたします。 まず、本件取得財産は、現在、阪急バスの車庫スペース及び運転手の集合、交代、仮眠、配車等を行う詰所兼事務所となっており、北大阪急行の延伸線が開通するまでの間は路線バスという本市の重要な公共交通機関を維持、確保するために不可欠な役割を今後も当該地で担っていくことが必要です。 また、阪急バス株式会社はもともと近隣に同様のバス車庫用地を所有していましたが、その土地を将来の船場のまちづくりに必要な土地として市へ売却いただいた際に、大阪船場繊維卸商団地協同組合のご協力のもと当該地へ移転し、建物、車庫スペース等を船場繊維卸商団地協同組合が整備し、阪急バスに賃貸借するという形態で仮設事務所として利用されてきた経過があります。 このたび、当該土地が船場繊維卸商団地協同組合から市へ寄附されたことに伴い、土地上にあります建物等の不動産を市が取得し、阪急バスとの賃貸借契約を市が引き継ぐこととしたもので、これは本市の公共交通の維持確保に必要不可欠な対応です。 次に、取得金額についてですが、この建物及び工作物は船場繊維卸商団地協同組合が平成28年に整備したもので、建物や設備の設計・建設、バス11台分・乗用車9台分の駐車場、車両通路などの外構舗装整備や駐輪場・照明・防火水槽などの工作物の設置、公租公課等整備に要した金額は総額約6,310万円で、これは実際に船場繊維卸商団地協同組合が支出した実額です。そこから既に船場繊維卸商団地協同組合が阪急バス株式会社から賃貸料として回収した額を差し引いた金額4,645万円6,843円を箕面市の取得金額としています。これは、平成29年第4回市議会定例会で補正予算をご議決いただいた金額4,855万円7,000円からさらに精査しています。 なお、船場繊維卸商団地協同組合と阪急バスとの賃貸借契約では、整備に要した費用等の全額を5年間で償還する契約となっています。本市が取得後も同契約を継承し、2021年9月末まで阪急バスに賃貸する予定であり、今回の取得に係る金額及び将来発生する建物解体費は今後の賃貸料で全て回収できますので、本市として実質的な負担はありません。また、今回の契約では、一般的な条項以外に特別な特約事項は含まれておりません。 なお、本市の不動産評価委員会では、船場繊維卸商団地協同組合が整備にかかった費用に財務省令、減価償却資産の耐用年数に関する省令から抜粋した減価償却率を乗じた額で諮問し、適切に審査されて承認されており、その金額は5,532万9,050円です。不動産評価委員会は市が取得または処分する不動産の評価を行うもので、議事録は作成しておりません。 以上、ご答弁といたします。 ○議長(内海辰郷君) 以上で、通告による質疑は終わりました。ほかに質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。2番 神田隆生君 ◆2番(神田隆生君) 日本共産党の神田隆生です。 ただいまご答弁いただきましたが、答弁では、船場繊維卸商団地協同組合が阪急バスに車庫を貸し出すに当たって実際に支出した金額が6,310万円だったと説明されました。答弁にありましたように、実際には購入物件よりも外構舗装整備などに費用がかかったと見受けられます。それらの費用も含めて購入物件購入費に算定されているということです。 外構舗装などは、船場繊維卸商団地協同組合からご寄附いただいた土地に属するものであります。この土地も含めて箕面市土地開発公社が購入したものであります。本市として実質的な負担はありませんと述べられています。しかし、第12号議案を市民目線で見れば、81.15平方メートルの建物と駐輪場をこのような高額でなぜ購入したのかということになるのではないでしょうか。公有財産取得に当たってこのようなやり方が妥当なものなのか、疑問を抱かざるを得ません。 また、答弁どおりであれば、船場繊維卸商団地協同組合は無料で広大な土地を提供したことになります。 以上、反対討論といたします。 ○議長(内海辰郷君) ほかに討論はありませんか。15番 二石博昭君 ◆15番(二石博昭君) 通告はいたしておりませんが、議長の許可をいただきましたので、賛成の立場で討論を行いたいと思います。 第12号議案「財産取得の件」につきましては、先ほどの質疑に対して答弁でありましたとおり、取得金額の内訳につきましては、建物だけではなくて外構や工作物を含めて船場繊維卸商団地協同組合が整備に要した費用6,310万円から、これまでの間、船場繊維卸商団地協同組合が賃貸料で受領した金額を差し引いた金額を今回取得金額と計上しているものであります。そして、取得金額の4,645万円6,843円につきましては、これからの賃貸料として阪急バスから箕面市に入ってきて取得金額と相殺されるものであり、私は妥当な契約であると認識をいたしているところでございます。 それから、市民目線では理解はしがたいということでありましたけれども、こういう北大阪急行線延伸に伴う整備、そして箕面市立病院をCOM1号館跡地に誘致することを決定した経緯を含めて、市民の方々に対しては議会としてもしっかり説明し、この取得金額の妥当性についても理解していただく、そういう取り組みも必要ではないかということを申し上げて、賛成討論といたします。 ○議長(内海辰郷君) ほかに討論はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて討論を終了いたします。 よってこれより、第12号議案「財産取得の件」を採決いたします。 本案を原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(内海辰郷君) 起立者多数であります。 よって本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第17、第13号議案「損害賠償請求に関する和解及び損害賠償の額を定める件」を議題といたします。 子ども未来創造局長に提案理由の説明を求めます。子ども未来創造局長 千葉亜紀子君 ◎子ども未来創造局長(千葉亜紀子君) ただいまご上程になりました第13号議案につきまして、その内容をご説明いたします。 本件は、平成28年5月4日午前11時20分ごろ、箕面市新稲三丁目2番1号箕面市立第一中学校東側路上において、相手方が原動機付自転車で走行していたところ、同校東門にかかっている防球ネットが風で車道まで膨らんで接触し、相手方が転倒した際に右眼窩底及び鼻骨を骨折し、及び右大腿部の一部分に後遺障害を負われたものでございます。 その後、相手方と交渉しました結果、本件事故による相手方の損害額を205万円とし、本市加入の全国市長会学校災害賠償補償保険をもって市がその全額を支払うことで和解が成立したものでございます。 今回の事故につきましては、学校の防球ネットの管理が不十分であったため発生したものであり、ここに謹んでおわび申し上げます。申しわけございませんでした。 今後、引き続き学校施設の安全管理に努めてまいります。 以上、まことに簡単ではございますが、第13号議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて討論を終了いたします。 よってこれより、第13号議案「損害賠償請求に関する和解及び損害賠償の額を定める件」を採決いたします。 本案を原案どおり決することに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第18、第14号議案「市道路線の認定及び廃止の件」を議題といたします。 みどりまちづくり部長に提案理由の説明を求めます。みどりまちづくり部長 肥爪慶一郎君 ◎みどりまちづくり部長(肥爪慶一郎君) ただいまご上程になりました第14号議案「市道路線の認定及び廃止の件」について、提案理由とその内容をご説明いたします。 本件は、道路法第8条第1項の規定により、建設行為等により道路区間などが変更となった路線等について、路線番号13531号、市道西小路新稲東線支線外28路線を認定し、同法第10条第1項の規定により路線番号13531号、市道西小路新稲東線支線外3路線を廃止するため、同法第8条第2項及び同法第10条第3項の規定により提案するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第14号議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第14号議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の建設水道常任委員会に付託いたします。 次に、日程第19、第15号議案「箕面市学童保育に関する条例改正の件」から日程第30、第26号議案「箕面市水道事業給水条例改正の件」まで、以上12件を一括議題といたします。 副市長に提案理由の説明を求めます。副市長 具田利男君 ◎副市長(具田利男君) ただいまご上程になりました第15号議案「箕面市学童保育に関する条例改正の件」から第26号議案「箕面市水道事業給水条例改正の件」まで12議案について、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第15号議案「箕面市学童保育に関する条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、平成30年度より学童保育の運営を箕面市社会福祉協議会への委託から市直営に移行することに伴い、おやつの提供に係る事務を実施するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第16号議案「箕面市子ども・子育て支援条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律等の改正に伴い、関係規定を整理するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第17号議案「箕面市証明その他の手数料条例改正の件」についてご説明します。 本件は、土壌汚染対策法の改正に伴い汚染土壌処理業の譲渡等の承認に係る手数料を定め、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い砂利採取法に基づく事務の手数料の額を改定するとともに、マイナンバーカード等の再交付手数料の規定を変更するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第18号議案「箕面市介護保険給付費準備基金条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、介護保険給付費準備基金を地域支援事業の実施など介護保険法に基づく事務事業の財源に充てることができるようにするため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第19号議案「箕面市後期高齢者医療に関する条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、高齢者の医療の確保に関する法律の改正に伴い、所在地特例の適用を受けて国民健康保険の被保険者とされている者が75歳到達等により後期高齢者医療に加入した場合について定めるため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第20号議案「箕面市特別会計条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、市直営の地域包括支援センターを開設し、当該センターで介護予防支援事業を実施することに伴い、介護サービス事業に係る特別会計を設置するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第21号議案「箕面市新市立病院整備審議会設置条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、新たな箕面市立病院の整備等について調査審議を行う審議会を設置するため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第22号議案「箕面市立病院医療体制整備基金条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、箕面市立病院医療体制整備基金と箕面市市民医療総合施設建設基金を統合し、市立病院における医療資源の総合的な発展に要する費用に充てるため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第23号議案「箕面市病院企業職員定数条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、箕面市立病院の職員の定数をふやし、医療体制の充実に必要な職員の確保を進め、地域医療の安定及び確立を図るため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第24号議案「箕面市生産緑地地区の区域の規模に関する条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、生産緑地法の改正に伴い、本市における生産緑地地区の面積要件を引き下げるため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第25号議案「箕面市火災予防条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い、準特定屋外タンク貯蔵所の設置許可に係る手数料の額を改正するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第26号議案「箕面市水道事業給水条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、大阪広域水道企業団の水道料金の引き下げにより本市の受水費が減少することに伴い、水道料金を改定するため、本条例を改正しようとするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第15号議案から第26号議案までの12議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。 ○議長(内海辰郷君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第15号議案から第26号議案まで、以上12件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第31、第27号議案「箕面市教育委員会委員の任命について同意を求める件」を議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。市長 倉田哲郎君 ◎市長(倉田哲郎君) ただいまご上程になりました第27号議案「箕面市教育委員会委員の任命について同意を求める件」につきまして、提案理由とその内容をご説明させていただきます。 本件は、本市教育委員会委員、中 享子氏の任期が平成30年3月31日をもって満了となりますので、同氏を引き続き本市教育委員会委員に任命いたしたく提案するものでございます。 中氏は、平成25年4月から本市教育委員会委員としてその職責を全うされますとともに、教育に関し高い当事者意識と識見を持たれ、真に教育委員会委員として適任者であると存じますので、ここに同氏を引き続き本市教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により提案するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第27号議案につきましてのご説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご同意いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて討論を終了いたします。 よってこれより、第27号議案「箕面市教育委員会委員の任命について同意を求める件」を採決いたします。 本案を原案どおり同意することに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって本案は原案どおり同意されました。 次に、日程第32、諮問第1号「人権擁護委員の推薦について意見を求める件」を議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。市長 倉田哲郎君 ◎市長(倉田哲郎君) ただいまご上程になりました諮問第1号「人権擁護委員の推薦について意見を求める件」につきまして、提案理由とその内容をご説明させていただきます。 本件は、国民に保障されている基本的人権を擁護し、もって人権意識の普及高揚を図る目的で本市に置かれております人権擁護委員笹川隆邦氏の任期が平成30年6月30日をもって満了となりますので、同氏を引き続き人権擁護委員に推薦いたしたく、提案するものでございます。 笹川氏は、平成18年7月から人権擁護委員としてその職責を全うされますとともに、人権擁護について豊富な経験とすぐれた識見を持たれ、真に人権擁護委員として適任者であると存じますので、ここに同氏を引き続き人権擁護委員として法務大臣に対し推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により提案するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、諮問第1号につきましてのご説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご答申いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて討論を終了いたします。 よってこれより、諮問第1号「人権擁護委員の推薦について意見を求める件」を採決いたします。 本件については、候補者を適任と認め、諮問どおり答申いたしたいと存じますが、これに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって、本件については候補者を適任と認め、諮問どおり答申することに決しました。 次に、日程第33、第28号議案「箕面市特定太陽光発電設備の設置の規制に関する条例制定の件」を議題といたします。 副市長に提案理由の説明を求めます。副市長 具田利男君 ◎副市長(具田利男君) ただいまご上程になりました第28号議案「箕面市特定太陽光発電設備の設置の規制に関する条例制定の件」について、提案理由とその内容をご説明いたします。 本件は、住居など特定の屋根に設置する場合を除き、一定の規模以上である特定太陽光発電設備等の設置について必要な規制を行うことにより、箕面の山なみなど緑豊かな自然景観を保全するとともに良好な生活環境等を確保するため、本条例を制定しようとするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第28号議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。 ○議長(内海辰郷君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第28号議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の建設水道常任委員会に付託いたします。 次に、日程第34、第29号議案「特定事業契約締結の件」を議題といたします。 地域創造部長に提案理由の説明を求めます。地域創造部長 小野啓輔君 ◎地域創造部長(小野啓輔君) ただいまご上程になりました第29号議案「特定事業契約締結の件」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本件は、(仮称)新文化ホール、(仮称)船場図書館、(仮称)船場生涯学習センター、(仮称)船場駐車場を整備し、(仮称)新文化ホール、(仮称)船場駐車場の維持管理運営を一体的に行うPFIの特定事業契約でございます。 入札等の事務手続は総合評価一般競争入札として、(仮称)箕面船場駅前地区まちづくり拠点施設整備等予定事業者候補者検討会議の検討を経て株式会社大林組グループを落札者として決定し、当該グループと、平成29年6月に文化ホール運営者として決定していた株式会社キョードーファクトリーが設立いたしましたPFIを実施するための特別目的会社であるPFI箕面船場まちづくり株式会社と特定事業契約を締結するものでございます。契約金額は137億8,401万8,985円で、契約の期間は平成30年3月24日から平成48年3月31日まででございます。 なお、本件は、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律第12条の規定によりご提案するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第29号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第29号議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の総務常任委員会に付託いたします。 次に、日程第35、第30号議案「指定管理者の指定の件」及び日程第36、第31号議案「指定管理者の指定の件」、以上2件を一括議題といたします。 以上2件に対して、それぞれ提案理由の説明を求めます。 まず、第30号議案について地域創造部長に説明を求めます。地域創造部長 小野啓輔君 ◎地域創造部長(小野啓輔君) ただいまご上程になりました第30号議案「指定管理者の指定の件」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本件は、(仮称)箕面市立船場駐車場の指定管理者として、平成33年4月1日から平成48年3月31日までの間、さきの第29号議案「特定事業契約締結の件」でご説明いたしましたPFI事業者となるPFI箕面船場まちづくり株式会社を指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定によりご提案申し上げるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第30号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) 次に、第31号議案について人権文化部長に説明を求めます。人権文化部長 浜田徳美君 ◎人権文化部長(浜田徳美君) ただいまご上程になりました第31号議案「指定管理者の指定の件」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本件は、(仮称)箕面市立新文化ホールの指定管理者として、平成33年4月1日から平成48年3月31日までの間、さきの第29号議案「特定事業契約締結の件」でご説明いたしましたPFI事業者となるPFI箕面船場まちづくり株式会社を指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定によりご提案申し上げるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第31号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第30号議案及び第31号議案、以上2件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第37、第32号議案「箕面市国民健康保険条例改正の件」から日程第45、第40号議案「箕面市消防団員等公務災害補償条例改正の件」まで、以上9件を一括議題といたします。 副市長に提案理由の説明を求めます。副市長 具田利男君 ◎副市長(具田利男君) ただいまご上程になりました第32号議案「箕面市国民健康保険条例改正の件」から第40号議案「箕面市消防団員等公務災害補償条例改正の件」までの9議案について、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第32号議案「箕面市国民健康保険条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、国民健康保険法等の改正により、平成30年度から大阪府と市町村が共同で国民健康保険を運営することに伴い、保険料の賦課に関する基準その他の関係規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第33号議案「箕面市指定居宅介護支援事業者の指定並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、介護保険法の改正により指定居宅介護支援事業者の指定の権限が都道府県から市町村に委譲されることに伴い、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等の基準を定めるため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第34号議案「箕面市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準を定める条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、厚生労働省令である指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準の改正に伴い、関係規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第35号議案「箕面市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準を定める条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の改正に伴い、関係規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第36号議案「箕面市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の改正に伴い、関係規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第37号議案「箕面市日常生活用具の給付等に係る費用の負担に関する条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、高齢者に対する日常生活用具の給付等に関し、利用者負担額を決定する基準となる所得税額の計算方法について、所得税法等の改正に速やかに対応できるようにするため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第38号議案「箕面市都市計画法等の改正に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、都市計画法及び建築基準法等の改正に伴い、箕面市ラブホテル建築の規制に関する条例など8条例の関係規定を整備するため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第39号議案「箕面市建築基準法施行条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、建築物エネルギー消費性能適合性判定を受けた特定建築物に係る完了検査の手数料を定めるとともに、建築基準法の改正に伴い関係規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第40号議案「箕面市消防団員等公務災害補償条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、非常勤消防団員等に扶養親族がいる場合における補償基礎額の加算額を改定するため、本条例を改正しようとするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第32号議案から第40号議案までの9議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。 ○議長(内海辰郷君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第32号議案から第40号議案まで以上9件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第46、第41号議案「平成29年度箕面市一般会計補正予算(第10号)」から日程第53、第48号議案「平成29年度箕面市公共下水道事業会計補正予算(第3号)」まで、以上8件を一括議題といたします。 以上8件に対して、それぞれ提案理由の説明を求めます。 まず、第41号議案について、総務部長に説明を求めます。総務部長 宇治野清隆君 ◎総務部長(宇治野清隆君) ただいまご上程になりました第41号議案「平成29年度箕面市一般会計補正予算(第10号)」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに14億625万8,000円の減額で、これにより歳入歳出予算の総額は546億9,531万3,000円と相なるものでございます。 次に、内容について歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款議会費において、議会の運営に要する経費等1,013万9,000円の減額でございます。 次に、第2款総務費において、退職手当に要する経費等1億6,067万5,000円の追加でございます。 次に、第3款民生費において、保育所施設の整備に要する経費等2億9,378万4,000円の減額でございます。 次に、第4款衛生費において、予防接種に要する経費等3,950万6,000円の減額でございます。 次に、第6款農林水産業費において、人件費175万7,000円の減額でございます。 次に、第7款商工費において、人件費331万7,000円の減額でございます。 次に、第8款土木費において、都市計画道路の整備に要する経費等17億1,031万円の減額でございます。 次に、第9款消防費において、消火栓の新設に要する経費等1,408万8,000円の減額でございます。 次に、第10款教育費において、止々呂美小中一貫校の増築に要する経費等1億2,151万3,000円の減額でございます。 次に、第11款災害復旧費において、各項の金額の組み替えを行うものでございます。 次に、第12款公債費において、公債費の利子償還に要する経費等2,658万4,000円の減額でございます。 次に、第13款諸支出金において、都市施設整備基金への積み立て等6億5,406万5,000円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は14億625万8,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算補正額14億625万8,000円の財源措置といたしまして、まず、第1款市税において、固定資産税等8,492万6,000円の減額でございます。 次に、第4款配当割交付金において1,300万円の減額でございます。 次に、第5款株式等譲渡所得割交付金において2,200万円の減額でございます。 次に、第13款使用料及び手数料において、放置自転車等移動保管手数料50万円の減額でございます。 次に、第14款国庫支出金において、社会資本整備総合交付金等12億2,685万5,000円の減額でございます。 次に、第15款府支出金において、北大阪急行線延伸整備事業費補助金等11億9,588万9,000円の減額でございます。 次に、第16款財産収入において、市有地売払収入等6億2,936万3,000円の追加でございます。 次に、第17款寄附金において、ふるさと寄附金1,839万3,000円の追加でございます。 次に、第18款繰入金において、公園緑地等整備基金繰入金等1億2,400万9,000円の減額でございます。 次に、第19款繰越金において、前年度繰越金1億5,119万8,000円の追加でございます。 次に、第20款諸収入において、箕面有料道路定期券実費負担金等4,054万5,000円の減額でございます。 次に、第21款市債において、北大阪急行線延伸整備事業債等5億251万2,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は14億625万8,000円と相なるものでございます。 次に、第2条継続費の補正につきましてご説明いたします。 これは、第2表にありますとおり、財務会計システム更新事業(継続費)外6件について、総額及び年割額の変更をお願いいたすものでございます。 次に、第3条繰越明許費の補正につきましてご説明いたします。 これは、第3表にありますとおり、市内公共交通整備事業外7件について、事業の進捗状況等を勘案し、必要経費を翌年度において使用いたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第4条地方債の補正につきましてご説明いたします。 これは、第4表にありますとおり、橋りょう整備事業外7件について限度額の変更をお願いいたすものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第41号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) 次に、第42号議案について地域創造部長に説明を求めます。地域創造部長 小野啓輔君 ◎地域創造部長(小野啓輔君) ただいまご上程になりました第42号議案「平成29年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費補正予算(第1号)」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にございますとおり、歳入歳出ともに3億3,300万1,000円の追加で、これにより歳入歳出予算の総額は28億1,092万1,000円と相なるものでございます。 次に、その内容につきまして歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款土地取得費において、北大阪急行線延伸用地取得事業に要する経費35万4,000円の減額でございます。 次に、第2款公債費において、公債費を繰り上げて償還する経費等3億3,335万5,000円の追加でございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算補正額3億3,300万1,000円の財源措置といたしまして、まず、第1款繰入金において、一般会計からの繰入金1,200万5,000円の減額でございます。 次に、第2款市債において、公共用地先行取得事業債2億8,430万円の減額でございます。 次に、第3款財産収入において、土地売払収入6億2,930万6,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は3億3,300万1,000円の追加と相なるものでございます。 次に、第2条地方債の補正につきましてご説明いたします。 これは、第2表にありますとおり、公共用地先行取得事業について限度額の変更をお願いいたすものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第42号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) 次に、第43号議案から第45号議案まで、以上3件について市民部長に説明を求めます。市民部長 小林誠一君 ◎市民部長(小林誠一君) ただいまご上程になりました第43号議案、第44号議案及び第45号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第43号議案「平成29年度箕面市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号)」につきましてご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに3億3,535万2,000円の追加で、これにより歳入歳出予算の総額は183億1,805万2,000円と相なるものでございます。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして人件費1,124万9,000円の減額、第7款共同事業拠出金におきまして高額医療費拠出金及び保険財政共同安定化事業費拠出金6億4,814万円の減額、第8款保健事業費におきまして特定健康診査及び特定保健指導委託1,263万円の減額、第10款諸支出金におきまして償還金7,129万8,000円の追加、第11款予備費におきまして9億3,607万3,000円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は3億3,535万2,000円の追加と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算補正額3億3,535万2,000円の財源措置といたしまして、まず、第6款府支出金におきまして保健事業費補助金37万2,000円の減額、第9款繰入金におきまして一般会計繰入金3億3,572万4,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は3億3,535万2,000円の追加と相なるものでございます。 続きまして、第44号議案「平成29年度箕面市特別会計介護保険事業費補正予算(第4号)」につきましてご説明いたします。 今回お願いしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに2億6,605万3,000円の追加で、これにより、歳入歳出予算の総額は110億7,585万8,000円と相なるものでございます。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして人件費及び報酬等1,309万4,000円の減額、第4款基金積立金におきまして介護保険給付費準備基金積立金2億7,914万7,000円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は2億6,605万3,000円の追加と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算補正額2億6,605万3,000円の財源措置といたしまして、まず第3款国庫支出金におきまして介護保険事業費補助金332万円の追加、第6款財産収入におきまして介護保険給付費準備基金運用収入72万9,000円の追加、第7款繰入金におきまして職員給与費等繰入金1,641万4,000円の減額、第8款繰越金におきまして前年度繰越金2億7,840万9,000円の追加、第9款諸収入におきまして金融機関預金利子9,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は2億6,605万3,000円の追加と相なるものでございます。 続きまして、第45号議案「平成29年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第3号)」につきましてご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに7,803万6,000円の追加で、これにより、歳入歳出予算の総額は21億5,292万7,000円と相なるものでございます。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明いたします。 第2款後期高齢者医療広域連合納付金におきまして7,803万6,000円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は7,803万6,000円の追加と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算補正額7,803万6,000円の財源措置といたしまして、まず第1款後期高齢者医療保険料におきまして576万1,000円の減額、第3款繰入金におきまして一般会計繰入金115万2,000円の減額、第4款繰越金におきまして前年度繰越金8,489万4,000円の追加、第5款諸収入におきまして保険料滞納延滞金5万5,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は7,803万6,000円の追加と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第43号議案、第44号議案及び第45号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) 次に、第46号議案について市立病院事務局長に説明を求めます。市立病院事務局長 稲野公一君 ◎市立病院事務局長(稲野公一君) ただいまご上程になりました第46号議案「平成29年度箕面市病院事業会計補正予算(第4号)」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第2条におきまして、予算第2条に定めた業務の予定量の補正につきまして、外来における年間患者数を7,320人減とし17万5,680人に、1日平均患者数を30人減とし720人に、それぞれ補正するものです。 次に、第3条におきまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款病院事業費用におきまして808万円の追加で、これは、職員共済組合負担金の負担率が変更されたことに伴う給与費の追加及び医療機器等の減価償却費が見込みを下回ったこと等による減額でございます。 これにより、補正後の支出予定総額は94億8,454万3,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款病院事業収益におきまして3億1,138万9,000円の減額で、これは、実入院患者数の減による入院収益の減及び外来患者見込み数の減による外来収益の減等による減額です。 これにより、補正後の収入予定総額は86億7,396万5,000円と相なるものでございます。 次に、第4条におきまして、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額の補正につきましてご説明いたします。 第1款資本的収入におきまして、医療機器整備事業債の申請額が当初の見込みを下回ったことによる2,510万円の減額でございます。 以上で、補正後の収入予定総額は1億1,090万円と相なるものでございます。これにより、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は5,610万4,000円となりますが、この不足額につきましては過年度分の損益勘定留保資金で補填するものでございます。 次に、第5条におきまして、予算第6条に定めた起債の補正につきまして、医療機器整備事業に係る企業債の借入限度額を1億990万円に改めるものでございます。 次に、第6条におきまして、予算第9条に定めた議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち職員給与費を931万8,000円追加し、52億5,424万3,000円に改めるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第46号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) 次に、第47号議案及び第48号議案、以上2件について上下水道局長に説明を求めます。上下水道局長 川添富義君 ◎上下水道局長(川添富義君) ただいまご上程になりました第47号議案「平成29年度箕面市水道事業会計補正予算(第3号)」及び第48号議案「平成29年度箕面市公共下水道事業会計補正予算(第3号)」につきまして、提案理由とその内容を一括してご説明いたします。 まず、第47号議案「平成29年度箕面市水道事業会計補正予算(第3号)」につきましてご説明いたします。 第2条におきまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款水道事業費用において、増補改良工事に伴う給水連絡工事の施工箇所の減など699万3,000円の減額でございます。これにより、補正後の支出予定総額は26億9,987万5,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款水道事業収益において、口径別納付金など8,126万4,000円の追加でございます。 補正後の収入予定総額は31億3,378万2,000円と相なるものでございます。 次に、第3条におきまして、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、平成28年度府交付金返還金130万8,000円の追加でございます。 補正後の支出予定総額は13億3,209万5,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款資本的収入において、工事負担金など448万2,000円の追加でございます。 補正後の収入予定総額は2億8,017万4,000円と相なるものでございます。 これにより、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は10億5,192万1,000円となり、その補填財源である当年度分損益勘定留保資金を4億5,283万9,000円に、建設改良積立金を3億3,283万9,000円に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額を6,624万3,000円に、それぞれ改めるものでございます。 以上で、第47号議案のご説明といたします。 次に、第48号議案「平成29年度箕面市公共下水道事業会計補正予算(第3号)」につきましてご説明いたします。 第2条におきまして、予算第2条に定めた業務の予定量の補正につきまして、主要な建設改良事業において汚水建設改良事業で1億4,244万9,000円の減額、雨水建設改良事業で7,415万1,000円の減額でございます。 次に、第3条におきまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款下水道事業費用において、委託料など1,104万9,000円の減額でございます。 以上で、補正後の支出予定総額は24億867万6,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款下水道事業収益において、平成28年度流域下水道維持管理負担金精算金など4,306万4,000円の追加でございます。 補正後の収入予定総額は25億9,773万4,000円と相なるものでございます。 次に、第4条におきまして、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、工事請負費など2億2,360万円の減額でございます。 以上で、補正後の支出予定総額は9億1,946万1,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款資本的収入において、国庫交付金など1億4,952万2,000円の減額でございます。 補正後の収入予定総額は2億9,990万7,000円と相なるものでございます。 これにより、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は6億1,955万4,000円となり、その補填財源である過年度分損益勘定留保資金を5億5,000万円に、当年度分損益勘定留保資金を4,946万4,000円に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額を2,009万円に、それぞれ改めるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第47号議案及び第48号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第41号議案から第48号議案まで以上8件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第54、第49号議案「工事請負契約一部変更の件」から日程第57、第52号議案「工事請負契約一部変更の件」まで、以上4件を一括議題といたします。 総務部長に提案理由の説明を求めます。総務部長 宇治野清隆君 ◎総務部長(宇治野清隆君) ただいまご上程になりました第49号議案、第50号議案、第51号議案及び第52号議案、以上4件につきまして一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第49号議案「工事請負契約一部変更の件」につきましては、北大阪急行線延伸に伴う特殊街路部整備工事(第1工区)の請負契約の一部を変更しようとするものでございます。 その内容といたしまして、未発注であった地下開削区間の道路施設の移設、撤去工事等について、道路管理者との協議の結果、対象物が決定したことから、契約の金額を74億5,189万2,000円から79億9,563万3,120円に変更しようとするもので、地方自治法第96条第1項第5号並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、ご提案申し上げます。 次に、第50号議案「工事請負契約一部変更の件」につきましては、北大阪急行線延伸に伴う特殊街路部整備工事(第2工区)の請負契約の一部を変更しようとするものでございます。 その内容といたしまして、鋼製橋脚工事等について工事価格の精査が完了し、工事費が確定したため、契約の金額を113億3,093万8,800円から126億8,448万2,280円に変更しようとするもので、地方自治法第96条第1項第5号並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、ご提案申し上げます。 次に、第51号議案「業務委託契約締結の件」につきましては、北大阪急行線延伸に伴う特殊街路部整備業務の委託契約を締結しようとするものです。 その内容といたしまして、大阪市交通局の民営化に伴い、引き続き同業務の技術支援を受けるため、大阪市高速電気軌道株式会社と随意契約により、契約金額を190億5,876万円、契約の期間、平成30年4月1日から平成33年3月15日までの業務委託契約を締結しようとするもので、地方自治法第96条第1項第5号並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、ご提案申し上げます。 次に、第52号議案「工事請負契約一部変更の件」につきましては、止々呂美小学校・中学校校舎増築工事(第2期)の請負契約の一部を変更しようとするものです。 その内容といたしまして、地中の土質が岩であったため、くいの設計変更並びに基礎掘削に時間を要したことなどから、工期を「議決の翌日から平成30年3月9日まで」を「議決の翌日から平成30年3月31日まで」に変更しようとするもので、地方自治法第96条第1項第5号並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、ご提案申し上げます。 以上、まことに簡単ではございますが、第49号議案から第52号議案までのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(内海辰郷君) ただいま議題となっております4件のうち、第49号議案、第50号議案及び第52号議案、以上3件について、これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。以上3件については委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって以上3件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより一括して討論に入ります。討論はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて討論を終了いたします。 よってこれより、第49号議案「工事請負契約一部変更の件」、第50号議案「工事請負契約一部変更の件」及び第52号議案「工事請負契約一部変更の件」、以上3件を一括採決いたします。 以上3件を原案どおり決することに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、第51号議案について、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第51号議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の総務常任委員会に付託いたします。 次に、日程第58、第53号議案「箕面市職員退職手当条例等改正の件」及び日程第59、第54号議案「箕面市高齢者等介護総合条例改正の件」、以上2件を一括議題といたします。 副市長に提案理由の説明を求めます。副市長 具田利男君 ◎副市長(具田利男君) ただいまご上程になりました第53号議案「箕面市職員退職手当条例等改正の件」及び第54号議案「箕面市高齢者等介護総合条例改正の件」について、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第53号議案「箕面市職員退職手当条例等改正の件」についてご説明いたします。 本件は、国家公務員の退職手当の支給水準の引き下げを受け、民間企業との均衡を図り、本市職員の退職手当の支給水準を引き下げるため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第54号議案「箕面市高齢者等介護総合条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、平成30年度から平成32年度までの介護保険料の改定及び介護保険法の改正に伴い、関係規定を整備するとともに、市直営の地域包括支援センターの開設に伴い介護予防支援業務を実施するため、本条例を改正しようとするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第53号議案及び第54号議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願いいたします。 ○議長(内海辰郷君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (”なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第53号議案及び第54号議案、以上2件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、明3月2日から3月22日まで21日間、委員会審査のため休会し、3月23日午前10時より本会議を再開いたしたいと存じますが、これに異議ありませんか。   (”異議なし”の声あり) ○議長(内海辰郷君) 異議なしと認めます。 よって、明3月2日から3月22日まで21日間休会し、3月23日午前10時より本会議を再開することに決しました。 本日はこれをもって散会いたします。ありがとうございました。     (午後0時21分 散会)----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                    箕面市議会議長   内海辰郷                    箕面市議会議員   川上加津子                    箕面市議会議員   今木晋一...